農工大日中友好会はここから始まった。
北京農学会が受け入れ母胎になり、北京支部成立となったが、後には全国組織にするため第3回から、中国支部となった。いまでは中国同窓生約80人を組織。
写真は前列左から松本正雄夫妻、渡部直吉、原田勉、下田博之、孫昌其、葉篤庄、宋 秉彝、董振亜、後列左から木村竹治郎、山本賢、野田太、南剛一郎、張鉄中、加藤康夫、国沢高明、市川幸男、丁一、張世徳、郭建軍、劉進元。(敬称略)
東京農工大学同窓会北京支部の設立(経過報告)
東京農工大学同窓生の親睦会「けやきクラブ」の創設5周年記念事業の一つとして、北京同窓訪問団を計画しました。けやきクラブでは、1991年6月18日に、北京農学会訪日団歓迎交流会を催し、約70人が参加しました。
そのときの団長宋 秉彝さんは東京農工大学の同窓生で1944年に在学し、寮生でもあった方でした。農学科22年卒の人たちと同期生で、すでに何回か来日しておられます。その時交流した同窓友人が一緒に8月に訪中しました。
北京・天津には農18年卒の孫昌其さんや中日戦争のため中途退学で帰国された方々が大勢おられます。また近年連合大学院を卒業し、北京の大学教授になっておられます。日本からの訪中団を迎える機会に東京農工大学同窓会北京支部を設立することが決まりました(後には全国組織にするため第3回から中国同窓会となった)。
東京農工大学同窓会常務理事会の了承を得て、前理事長下田博之さんを団長とする12人が北京を訪問し、8月16日北京市農林科学院で上の写真のように成立大会を開きました。日本側から下田代表の祝辞、久保田同窓会会長からの記念品や参加者からの贈り物贈呈があり、中国側代表孫昌其さんからに熱烈歓迎の挨拶のあと祝宴がありました。
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